青空コメントアウト

WEBのこと、デザインのこと、ご飯のこと、趣味のこと。青空の向こうの誰かに届きますように。

プレゼンするときに知っておくといいかもしれない20のこと

このエントリーをはてなブックマークに追加


エンジニアをやってると意外とプレゼンや講義をする場がありますが、何度やっても100%満足するプレゼンにはたどり着かないんですよね。想像以上に難しい。何か必勝法はないものか…と模索しているうちに個人的な「最低限守るべきプレゼンのルール」ができてきたのでまとめてみます。参考になる部分があれば使ってください。



スライドの見栄えに関するルール

文字色に #000 (黒) は使わない

目が疲れる。少しトーンを落としてグレー系の色にする。


背景色に #fff (白) はできれば避けたい

純白もだめではないけれど、スクリーンの輝度によっては目が疲れるのでほんの少し暖色に寄せるといい。


文字色と背景色のコントラスト

目に優しくしようと思って文字色・背景色ともに色味を弱めすぎると、かえって見づらくなる。両者のコントラストがあることが大事。W3Cがアクセシビリティを考慮した適切なコントラスト基準というの定義しているので参考にしてもいいかも。


行間は1.2〜1.5行を指定

これ意識してない人割りとよく見かけるけど必須だと思う、読みやすさが段違い。「そんなことしたら1枚に収まりきらない!」という場合は大抵詰め込みすぎ。


日本語はゴシック系、英文はサンセリフ系フォントを使う

余計な装飾がなく読みやすいフォントを使う。英語の長文はセリフ体のほうが読みやすいけど、上記の通り1枚のスライドの文字量はたかが知れてるのであんまり使うことはないと思う(日本語プレゼンにおいて)。


文字色は3色

①基本となる文字色、②重要な箇所につける文字色③もっとも重要な箇所や②との対比として使う文字色


インデントは揃える

こんなんマナーみたいなもん。ちなみに日本語はセンタリングと相性あまり良くない。

スライドの見栄えに関するルールは「記述内容が適切に伝わるスライド」として必要な項目です。たとえば文字は読まれなくてもいいからデザイン性だけ見せつけたい場合など、状況によってはこのルールが適用されない場合があるかもしれません。




コンテンツに関するルール

ターゲットを定義する+α

ターゲットを定義するのはもちろんだけれど、聴衆の中にはターゲットから外れる人も必ずいる。その人たちはどんな人なのか、なぜターゲットから外れているにも関わらず聞いているのか、といった可能性を想定する。


ゴールを定義する+α

ターゲットの話と同じ。セットで考える。
「参加必須で嫌々聞きに来た人にはせめてキーワードひとつだけ覚えて帰ってもらう」など。


アジェンダは必須

ゴールまでの距離がわからないとうんざりするのは何事にも言えること。


「今日覚えて帰ることリスト」を最初と最後に見せる

聞く人は途中で集中力が切れるもの。なので最初と最後に話の要点を箇条書きで伝える。5分以内の(伝えたいことがたったひとつの)LTでは冗長になるので不要。


目の動きと話の流れに合わせてアクセントを動かす

スライドに文字が多い(2文以上)と聴衆は読むのに夢中になってしまう。スライドの中のどの部分に言及しているのかをハイライトする(文字色を変える等)と、聴衆はそこに視線が向きやすくなる。


ボケるのは印象つけたい部分で

「面白いフレーズだけ覚えてるけど本題なんだっけ?」となったら本末転倒もいいとこ。ボケるのは、伝えたいことに絡ませて印象づけるために行う(もちろん無理してボケなくていい)。


ウケない自己紹介はいらない

自己紹介は完結でいい。自分のプレゼンを聞きたくて来た人にとっては既に知れてることだし、嫌々来た人にとっては一番興味ないこと、それが自己紹介。プレゼン内容の信憑性を高めるために必要な最低限の自己紹介で十分。

もし本題で固い話題が続く場合であれば、自己紹介で場を和ませるという手はアリ。


用語の説明中に難しい用語を使わない

これされると聴衆は一気に集中力切れる。「あ…わからないな…(手元にPCがあれば)ググろ」この瞬間から話聞けなくなる。

また用語の説明ばっかりのプレゼンは退屈になりがちだし、そもそもそんなの資料配るだけで十分(なことが多い)。文字読むだけでは伝わりにくいことを、スライドと言葉でわかりやすく伝えるのがプレゼン。


例え話や擬人化話は案外分かりにくい

例え話は「聞き手にとって身近に感じる例え」だからこそ効果的なのだけど、聞き手が一人じゃないプレゼンではかえって理解しにくくなることも多い。擬人化話(ブラウザさんとサーバ君みたいなの)はそもそも何も分かりやすくなってない。擬人化話はとっつきにくいテーマをとっつきやすくするために使うのであって、理解を助けるものじゃない。


宣伝事項は最後に

聴衆の反応が悪いとき、宣伝をカットできるよう最後に回す。




プレゼン本番でのルール

リアクションを見ながら話すこと

一生懸命メモをとっている人が多いときは一息ついて間を開ける。退屈してる人が多かったらテンポをあげる。
そんな調整をするためにも聴衆の反応を見ながら話すことは大切。理解度や感心の高低は顔に出るから。


スライドを見ながら話さない

言わずもがな。


聴衆のひとりふたりと会話する

これは空気を読んでやらないと大惨事になるので要注意。
最前列の人とか、顔見知りの人とかに与太話を振って会話をはさんだりすると、そしてここで軽くウケをとれたりすると、聴衆との一体感が出てその後の進行が楽勝。プレゼンで活用できた例は少ないけど集団授業では割と使えた。




さいごに

こんな感じのことを意識してプレゼンしていますしたいですが、やっぱり忘れることも多いので、プレゼン前には自分でもこのチェックリストを見直そうと思います。それと一番大事なのは楽しむことかもしれないです。何事もね。

TOP